
2026年10月7日、茨城県笠間市において、「保育のこれからを考えるICT・AI活用―園の業務改善と、安全に使うための第一歩―」をテーマとした研修を実施しました。一般社団法人保育ICT推進協会・代表理事三好冬馬が登壇し、保育DXをめぐる国の動向やICT・AI活用の考え方についてお伝えしました。
研修では、保育現場におけるICT活用を「導入」から「活用」の段階へ進めるための視点を取り上げました。アナログとの二重管理や担当者への負担集中など、導入後に生じやすい課題を整理し、「目的から逆算して業務を組み替える」という保育DXの考え方を共有しました。
また、生成AIについては、会議記録や要約などの活用例を踏まえながら、安全に活用するための考え方を紹介しました。特に保育記録では、文章作成の効率化だけでなく、観察や意味づけ、振り返り、職員間の対話といった本来の役割を保つことの重要性を確認しました。
後半では、「何を使うか」ではなく「自園がどうありたいか」を起点に、現在の業務を見直す視点を取り上げました。欠席連絡や職員会議、園だより、記録・計画、園内の情報共有などを例に、「なくす・減らす・まとめる・変える」という観点から、ICT・AIを活用した業務改善の可能性を整理しました。
一般社団法人保育ICT推進協会は、ICT・AIそのものの導入を目的とするのではなく、各園が大切にする保育や働き方を実現するための手段として活用することが重要だと考えています。今後も、保育の質と安全性を大切にしながら、現場の実践につながるICT・AI活用を支援してまいります。
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