保育ICTラボシンポジウム2026に登壇しました

一般社団法人保育ICT推進協会は、2026年2月20日に開催された「保育ICTラボシンポジウム2026」に登壇しました。本シンポジウムは、こども家庭庁の保育ICTラボ事業で得られた成果を共有し、保育ICT導入・活用のノウハウや、AIをはじめとする最先端技術の具体的な事例を全国に紹介することを目的として開催され、自治体、保育施設、事業者、養成校などの関係者が参加しました。当協会代表理事・三好冬馬は、パネルディスカッションおよびブースプログラムに登壇し、保育DX推進に関する取り組みを紹介しました。

シンポジウム前半のパネルディスカッションでは、保育ICTラボ事業で得られた知見をもとに、ICT導入・活用の課題や推進のポイントについて議論が行われました。代表の三好は、ICT活用が現場で進まない要因として、導入目的の共有不足や担当者への属人化、取り組みの優先順位の低さなどを挙げました。そのうえで、ICT導入の目的を職員全体で言語化し、チーム体制で進めることの重要性を説明しました。

続いて行われたブースプログラムでは、保育DX推進のための体制づくりと「ICTコア人材」の役割について発表しました。発表では、ICTを既存業務に追加するのではなく、業務全体を見直したうえでICTを含めて再構築することが保育DXであると説明。また、ICT活用を現場で進めるためには、園内で取り組みをリードするコア人材の存在と、職員全体のICTリテラシーの底上げが重要であるとしました。
さらに、自治体と連携した取り組み事例として、埼玉県、福岡県宗像市、愛媛県松前町などで実施してきた支援事例を紹介。ICT導入を単発の施策として終わらせるのではなく、自治体と施設が連携しながら継続的に活用を進めていく体制の重要性を示しました。

当協会は、今後も自治体や保育施設、関係事業者との連携を通じて、保育現場におけるICT活用とDX推進の取り組みを支援してまいります。現場の実践と政策の動向を結びつけながら、保育の質向上と持続可能な保育環境の実現に向けた活動を継続していきます。

<保育ICTラボシンポジウム2026について

第一部 パネルディスカッション
テーマ:「保育ICTの可能性、自治体・保育施設への伴走支援を通して見えてきたもの」
登壇者一覧(敬称略):
・西脇一昭(株式会社エス・テム 代表取締役)
・土岐泰之(株式会社ユニファ 代表取締役)
・藤田将(株式会社MJ 代表取締役)
・三好冬馬(一般社団法人保育ICT推進協会 代表理事)
・岡本拓馬(株式会社コドモン 執行役員 行政戦略部長)
・宮田侑子(株式会社サンロフト パステル事業部長)
・原山青士(学校法人OCC 特任准教授)
・西田耕滋(三和マッチシステム株式会社 専務取締役)
・栗原正明(こども家庭庁成育局 保育政策課長)

第二部 ブースプログラム
5つのブースで、共通テーマのもと、前半後半で異なる事業者が登壇し、事例共有・意見交換

当協会のラボ事業の取組は以下からご覧いただけます。