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保育のICT化におすすめのiPadは?iPadの選び方を解説【2022年最新iPad Air対応】

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みよし

こんにちは!こんにちは!保育ICT推進協会の三好(@Happy_Hoiku)です。
「保育のICT化でiPadを使いたいけど、どのモデルを選んだらいいかわからない」とお困りではないですか?

この記事は、保育のICT化に適したiPadの選び方を解説していきます。

「とりあえずオススメだけ教えて!」という方はこちらをご覧ください。

これからiPadでICT化に挑戦したいと思っておられる方はぜひ参考にしてくださいね。

保育のICT化に適してるiPadの選び方

保育のICT化に適しているiPadの選び方を順にポイントに沿って解説ていきます。

選ぶポイント
  • 大きさで選ぶ
  • 容量で選ぶ
  • 通信方式で選ぶ
  • 価格で選ぶ

どのような使い方をしたいのかによって、最適なiPadは変わってきますので参考にしてください。

大きさで選ぶ

保育のICTでiPadを使うなら、まずは大きさを確認しましょう。

モデル名大きさの目安見やすさ持ち運び
12.9インチiPad ProA4サイズとほぼ同じ
11インチiPad ProB5サイズとほぼ同じ
10.9インチiPad AirB5サイズとほぼ同じ
10.2インチiPadB5サイズとほぼ同じ
8.3インチiPad miniA5サイズとほぼ同じ

大きさも好みになりますが、クラスに設置して保護者からの連絡を確認したり、日誌や指導案を入力するという使い方なら、10.2インチ以上のモデルが適しているでしょう。

見やすさや入力のしやすさならiPad(10.2インチ)以上のサイズ

反面、保育者が身につけて持ち歩くことを考えると8.3インチのiPad miniが適しています。

iPad miniはおおきめのポケットに入るサイズですので、普段から持ち歩いてデジカメ代わりに使うこともできます。

持ち運びに便利なiPad mini(8.3インチ)

ICTの写真の活用についてはこちらの記事にまとめています。

容量で選ぶ

iPadはそれぞれのモデルで容量を選ぶことができます。

例えばiPad miniでは、「64GBモデル」と「256GBモデル」があります。

iPad Proだと、「128GB」「256GB」「512GB」「1T」「2T」と5つから選ぶことができます。

オススメは256GBです。

各容量がどういった用途に適しているのかご紹介します。

64GB(最小容量)保護者連絡の確認、システムへの入力など

2022年3月現在で、iPadシリーズで最小容量は64GBです。

価格が安いことが一番のメリットで特徴です。

ICTシステムの閲覧や入力などは問題なく行うことができますが、写真や動画の撮影や活用、PDFの管理などを行うには少し心もとないとも言えます。

写真や動画をiPadに溜め込まずに、定期的に短いスパンでパソコンやシステムにアップロードするなど工夫することで使うこともできます。

128GB(やや小さめ)画像や動画もある程度保存できる

64GBより次に大きい容量は128GBです。

64GBより倍の容量がありますが、動画や画像をある程度保存すると意外とすぐにいっぱいになってしまいます。

定期的に写真や動画を撮影したり、ドキュメンテーションを記録している園だと、思ったより早く容量がいっぱいになってしまうかもしれません。

128GBの容量のモデルはハイスペックなiPad Proだけに用意されています。

256GB(やや大きめ)画像や動画も安心して保存できる※オススメ

続いて、256GBです。

私は個人的には一番オススメの容量です。

写真や動画も安心して保存できます。

2022年3月現在、iPadの全てのモデルでこの容量を選べるようになっていますし、この下の容量だと多くのモデルで64GBと少し心もとなくなってしまいます。

iPadを選ぶ時には、この256GBを基準に選ぶことをおすすめします。

512GB以上(大きい)画像や動画も安心して保存できる

125GBと同様、512GB以上を選べれるモデルはiPad Proだけです。

512GB以上のモデルは、iPad内で本格的な動画編集を日常的に行うなどクリエイティブな活動を行う方向けです。

保育現場においては、そこまで必要なケースはあまりないかと思われますので、選ぶことは少ないのではと思います。

本体価格も高額になり、コスパが悪くなってしまいます。

容量を少し抑えたモデルを選んで、キーボードやタッチペンなどといった付属品を揃えたほうが使い勝手が良くなると思います。

通信方式で選ぶ

通信方式にはWi-Fiモデルと、セルラーモデル(Wi-Fi+Cellular)があります。

オススメはWi-Fiモデルです。

通信方式の違いで確認するべきポイントはこの2点です。

  • 施設内にWi-Fi環境があるか
  • 散歩中にも通信したいか

保育でどのようにiPadを使うかによって選ぶべきモデルが違いますので、しっかりと違いを確認しておきましょう。

Wi-Fiモデル※オススメ

Wi-Fiモデルは、Wi-Fiの環境下で通信することができます。

基本的には、園内やフリーWi-Fiがある場合でのみ通信することができます。

保育の現場では、基本的に園内(敷地内)でのみ使用すると思いますので、Wi-Fi環境があれば問題なく使用することができます。

ほとんどの園で、このWi-Fiモデルが使われています。

セルラーモデル(Wi-Fi+Cellular)

セルラーモデルは、携帯電話で使われる電波を使って通信することができます。

つまり、散歩中などどこでも通信することができます。

しかし、通信には各携帯会社の通信プランに加入する必要があったり、本体がの価格がUPしたりといったデメリットもあります。

もし、Wi-Fiモデルを選択しても散歩中は圏外になりますが、その間撮影したデータも園内に戻ってから同期したりシステムで活用することができます。

価格で選ぶ

最後に選ぶポイントは、価格です。

これまで選んだポイントと合わせて一覧にまとめてみました。

※1T、2Tモデルは除外しています。
※価格は税込みです。

モデル名サイズ
目安
Wi-Fiモデル
12.9インチiPad ProA4128GB 159,800円
256GB 174,800円
512GB 204,800円
11インチiPad ProB5128GB 117,800円
256GB 132,800円
512GB 162,800円
10.9インチiPad AirB564GB 84,800円
256GB 106,800円
10.2インチiPadB564GB 49,800円
256GB 71,800円
8.3インチiPad miniA564GB 72,800円
256GB 94,800円
マーカーはオススメモデル

オススメモデルは?

これまで、保育のICT化においてiPadを選ぶポイントを紹介してきましたが、個人的にオススメのiPadのモデルはこちらです。

ノートPCのサブ機や持ち運びとして使うならこちら

2021 Apple iPad mini (Wi-Fi, 256GB) 

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