東京家政大学にて保育ICTに関する講義を実施しました

一般社団法人保育ICT推進協会は、2025年12月18日、東京家政大学において「保育現場におけるICTの活用」をテーマとした講義を実施しました。本講義は、保育を取り巻く制度環境や現場課題を踏まえ、ICTを活用した業務改善の考え方を共有することを目的として行われ、代表理事の三好冬馬が講師として登壇しました。
東京家政大学にて講義を実施するのは、昨年に続き二回目となります。

講義では、保育需要の変化や国の保育政策の動向を整理した上で、ICT導入が前提となりつつある保育所運営の方向性について説明しました。登降園管理や保護者連絡、保育記録といった具体的な業務を例に、ICT活用が保育士の負担軽減と保育の質の確保につながる点を解説しました。また、生成AIの活用可能性と留意点についても触れ、判断と責任は人が担うことの重要性を共有しました。

一般社団法人保育ICT推進協会は、今後も教育機関や保育現場と連携し、制度理解と実務に即したICT活用の情報提供に取り組んでいきます。現場の実情を踏まえた発信を通じて、保育に携わる方々が安心してデジタル技術を活用できる環境づくりに貢献していく方針です。