松山東雲女子大学にて講義と保育ICT検定初級を実施

2025年10月17日、松山東雲女子大学にて、4年生を対象とした講義「保育現場におけるICTの活用」を実施しました。
講師は代表理事の三好冬馬が務め、これから保育現場に進む学生に向けて、ICT導入の意義や最新の政策動向を中心に講話を行いました。
講義ではこども家庭庁が掲げる「こども政策DX推進方針2024」を踏まえ、登降園管理・保育記録・保護者連絡など、保育現場でのICT導入の意義と効果について解説。登降園管理や保護者連絡、保育記録などの具体的なICT活用例を紹介し、ICT導入が保育士の負担軽減と保育の質向上にどのように寄与するかを示しました。
また、レッジョ・エミリア教育に由来する「ドキュメンテーション」についても取り上げ、ICTを活用した記録・共有の新しい可能性を紹介しました。

続く10月31日には、同大学にて「保育ICT検定(初級)」を実施。
学生たちは、講義で学んだ内容をもとに、保育現場でのICT活用に関する基礎知識や、情報セキュリティ・個人情報保護の基本、ICTを活用した業務改善の考え方などを確認しました。

講義と検定を通じて、学生が将来の保育実践におけるICT活用の重要性を理解し、業務改善と保育の両立を見据えた視点を養う機会となりました。
今後も当協会は、大学・専門学校との連携を深め、次世代の保育人材育成に貢献してまいります。

▶保育ICT検定とは
保育・教育現場のICT活用に必要な基礎知識を身につける全国的な認定制度です。
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