こんにちは!
保育園での大きな行事や日々の活動などの写真は、保護者にとってのニーズが高く、楽しみにされているご家庭も多いですね。
これまで、写真販売は掲示から販売・配布に至るまで全て手作業で行われていました。
写真販売は保育士の労力が多すぎるとお悩みの園もまだ多いのではないでしょうか?
保育のICT化に伴い、現在は写真販売もシステム化が進んでいます。
写真販売をICT化をすれば、「写真の注文から保護者のご自宅に届くまで」を一元化することができます。
システムの導入だけで大幅に効率化できるので、空いた時間を保育に集中できるようになりますよ。
この記事では、写真販売のICT化をご検討されている園に向けて、写真販売をICT化するメリット・デメリットや、導入時に気をつけるポイントなどを詳しくご説明していきます。
写真販売システムとは
写真販売システムとは、園の行事などで撮影した写真を保護者の方がインターネット上で閲覧・購入できるサービスです。
プロが撮った大きな行事の写真だけではなく、保育士が撮った普段の様子の写真も販売できるのがポイントとなります。
従来の方式ですと、以下のような問題点がありました。
- お釣りのないように小銭を準備する必要がある
- バス通園の方もわざわざ園に来る必要がある
- 自分の子を探すのが大変
- お迎え時間等に集中するので密になる
- 掲示スペースの確保
- 写真印刷注文や保護者配布の手間と時間
- 集金袋または現金の紛失の危険性
では、システムを使った写真販売について説明します!
システムの使い方は次のとおりです。
- 保育士が写真を撮影する
- 写真販売システムにアップロード(掲載)する
- 設定をして保護者に公開する
あとはインターネット上でシステム会社と保護者が直接やりとりします。
システム化することで写真販売で抱えていた多くの問題が解決すると思いませんか?
写真販売システム導入によるメリット
では、写真販売システムを導入することでどんなメリットがあるのでしょうか?
それぞれのメリットから見ていきましょう!
保護者のメリット
- 大きな行事だけでなく保育士が撮った普段の自然な様子の写真も見れる
- 支払いはコンビニ払いやクレジットカード
がなどから選べ、小銭を用意する必要がない - インターネット環境があればどこからでも注文できる
- 密にならず、ゆっくり選べる
- 注文から写真が手元に来るのが早い
- (システムによっては)遠くに住んでいる祖父母にも送ることができる
- (システムによっては)データ保存もできる
- (システムによっては)顔認証機能があり自分の子の写真を楽に選べる
園・保育者のメリット
- 大きな行事だけでなく普段の何気ない様子も写真で伝えらる
- 掲示する必要がない
- 集金する必要がない
- 写真を配布する必要がない(園に一括して届くシステムもあります。その場合は配布が必要です)
- システムによっては写真の掲載をメールでお知らせしてくれる
- 比較的低コストで導入できる
- 保育のICT化に弾みをつけられる
一番大きなメリットは、今まで保育者にかかっていた膨大な時間と手間がなくなることでしょう。
写真販売システム導入によるデメリット
いいところばかりに見える写真販売システムですが、実際に導入するにはデメリットもあります。
デメリットもよく理解してから導入した方がよいでしょう。
保護者のデメリット
- 注文時の通信費用は保護者負担
- スマホからだと写真を確認しにくい場合がある
- (一枚あたりの)料金が高くなる可能性がある
園・保育士のデメリット
- クラス毎にiPhoneやiPad(デジカメ)の機器を揃える必要がある
- パソコンやシステムに不慣れな職員にとって操作が負担になる場合がある
はじめは戸惑う職員もいるかもしれませんが、案外すぐに慣れてしまうものですよ。
写真販売を導入するときに気をつけるポイント
システムを導入するだけで簡単に始められる写真販売ですが、気をつけるポイントがいくつかあります。
- 保護者に使い方の案内をする
- 保育士も使い方や販売方法を理解しておく
- 販売する前のチェック体制を整えておく
気軽に保護者に公開される反面、公開しても問題ない写真かどうか確認する必要があります。
写真販売システムは保育士にとってもメリットばかり!
いかがでしたでしょうか?
写真販売システムを導入することで、保護者にとっても、保育士にとってもたくさんのメリットがあります。
システムの導入費用もかからないので、業務を効率化したい、保育のICT化に弾みをつけたい、そんな園はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?