2026年9月11日、一般社団法人保育ICT推進協会は、筑波研究学園専門学校の職員向け研修として「保育ICT・DXの現在地とこれからの保育者」をテーマに研修を実施しました。保育ICT・DXを取り巻く国の動向や現場での活用状況を踏まえ、これからの保育者に求められる力や、養成段階で意識したい人材育成についてお伝えしました。
研修では、施設管理プラットフォームや保活ワンストップなど、国が進める保育DXの方向性を紹介しました。また、登降園管理、保護者連絡、記録・計画、キャッシュレス決済、午睡センサーなど、保育現場におけるICTの導入状況と活用による効果を取り上げました。さらに、ICTシステムの活用事例を通じて、ICTを導入するだけではなく、目的から逆算して業務を組み替える「保育DX」の考え方を共有しました。
後半では、ICTに詳しい一人の職員へ業務を集中させるのではなく、現場の声と意思決定をつなぎ、園内の改善サイクルを進める人材の重要性を紹介しました。園長、推進を担う人材、全職員がそれぞれの役割を持ち、小さな実践と振り返りを繰り返しながら改善を進める体制についてもお伝えしました。
一般社団法人保育ICT推進協会は、保育現場での活躍につながる基本的なIT活用力や情報セキュリティへの理解に加え、現場の課題に気づき、周囲と対話しながら改善を進められる力が重要だと考えています。今後も、保育現場と養成校の双方を見据え、保育ICT・DXを支える人材育成に取り組んでまいります。
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