こんにちは!保育ICT推進協会の三好(@Happy_Hoiku)です。
保育のICT化の普及に伴い保育現場にパソコンやタブレット、ICTシステムが導入されるケースが増えています。
それと同時に
どうしよう。パソコンは苦手なんだけど…
という声も多く耳にします。
実際、保育士にもパソコンの基本的スキルは必要です!
保育現場ではどの程度パソコンが必要になるのでしょうか?
保育現場で10年以上パソコンを活用して業務を行ってきた経験をもとに
保育士に必要なパソコンスキル
について詳しく解説していきますね。
パソコンスキルを上げるためにはどうしたらいいのか、一緒に考えていきましょう!
必要なスキルその①タイピング
まず第一に必要なスキルはタイピングです。
パソコン操作の基本中の基本と言えます。
- 保育指導計画
- 保育日誌
- おたより作成
- アンケート作成 など
ICTシステムを導入してもしていなくても、パソコンを使って文字を打ち込む業務はたくさんあります。
音声入力や、手書き入力の技術も発展してきて実用可能なレベルになってきているのでタイピングが不要な場面も増えてきました。
ですが、会議に参加しながらパソコンを使うなど、場所や条件によっては使用できない場合もあるので、やはりタイピングは基本的なスキルと言えるでしょう。
スマホのフリック入力なら得意なんだけどなぁ。
もちろんそれでも構いません!ただ、エクセルやワードはスマホやタブレットで操作しにくい場合もあるので、タイピングスキルも磨いておきましょう!
必要なスキルその②ワード・エクセル・パワーポイント
Microsoft社が開発・販売しているビジネスソフトがワード・エクセル・パワーポイントです。
- ワード・・・文書作成ソフト
- エクセル・・・表計算ソフト
- パワーポイント・・・プレゼンテーション用ソフト
ワード?エクセル?パワー??よくわかりません!
大丈夫!一つずつ詳しく説明していきますね!
1.ワード
- 指導案作成
- おたより作成
- アンケート作成
- 封筒に宛名を印刷
- 議事録作成 など
ワードは文書を作成するソフトです。
一度は使ったことがある方も多いのではないでしょうか?画面上でレイアウトがイメージしやすいのが特徴です。
文字を打つだけではなく、図形や表の挿入、見やすい文書を作成するための文字の配置、コピー&ペーストなどの機能が使えると便利です。
ワードなら使ったことがあるわ!
2.エクセル
- 勤務表作成
- ヒヤリハット集計
- アンケート集計
- 園児データベース作成
- 予算関係業務 など
エクセルは、計算をしたりその結果をグラフに表示したりできる表計算といわれるソフトです。
文書作成様式として使用される場合もありますが、使い勝手が悪いのであまりお勧めしません。
特にパソコン初心者の方は、文書作成ならワード、計算や作表ならエクセル、と分けて作る方が良いでしょう。
使用例を見ていただいてわかるように、事務員や主任などクラスや園をまとめる立場の方が使用する場合が多いです。
使いこなすにはある程度の慣れと基礎的なテクニックが必要です。
例えば勤務表を作るときには
- カウントイフ(@countif)
- サム(@sum)
- 条件付き書式
などの基本的な機能が使えると、格段に早く楽に表を作成できるようになります。
ちょっと難しくなってきたような…
3.パワーポイント
- 保護者への説明資料作り
- 事例発表・研究発表
- 図解作成
- ドキュメンテーション作成
パワーポイントはプレゼンテーション用のソフトです。
スライドを作成して保護者へ園の紹介をする資料を作ったり、各種発表のプレゼンテーションを作成したりすることが可能です。
写真や図形の配置が自由にできるので、図解の作成やドキュメンテーションの作成にも使用できます。
卒園スライドのビデオはパワーポイントで作ったわ!
必要なスキルその③写真の取り込み・管理
保育現場においても写真の活用がすすめられていますね。
そのため、写真データを保管したり、適切に管理したりするスキルが必要です。
具体的には、写真を撮影したけれどどこに保存されているかわからなかったり、写真をどのように活用すればいいのかわからないというケースも多いでしょう。
写真データが増えるほど、「ファイル」や「フォルダ」の管理方法というスキルも必須になってきます。
保育ICT推進協会がおすすめするICTシステム「ルクミー」では、専用アプリを入れたスマホやタブレットで撮影すると、自動で適切にフォルダ分けされる便利な機能があります。
これなら大量の写真も手間なく管理できそう!
必要なスキルその④簡単なトラブル対応
パソコンやタブレットを使用していると、必ず機器やインターネットのトラブルが発生します。
トラブルが発生した時に簡単に対応できるものもあるので、知っておけば役に立ちます。
例えば、パソコンが固まって動かない、マウスが動かないといったようなケースです。
さらに、トラブルが発生した時、原因がどこにあるのか以下のように切り分けて考えるのが重要。
- そのパソコンだけの問題か
- 園内だけで発生している問題か
- そのシステムだけで発生しているのか
- 地域全体のトラブルか など
原因を切り分けて考えられるようになるために、パソコンやインターネットの仕組み、アカウントについてなどの基本的な知識が必要です。
インターネットの仕組みとかアカウントって初心者には難しそう。
パソコンスキルを上げる方法
パソコンは、「習うより慣れろ」という言葉があるように、使いながら慣れていくのが一番重要です。
とはいっても自分ですべて勉強していくのは難しいですよね。
パソコンが苦手な初心者さんはパソコン教室に通うのがパソコンスキルを上げる一番の近道です。
でも、一般的なパソコン教室ではパソコンについて広く学べる反面、保育業務に直結しないカリキュラムも多いです。
そこで、一般社団法人保育ICT推進協会では、「保育士向けのオンラインパソコンスクール」を開始しました。
保育ICT推進協会の「オンラインパソコン教室」では、保育現場でよく使う機能や活用方法に重点を置いたカリキュラムを行なっています。
厚生労働省の「令和元年度 保育士の業務の負担軽減に関する調査研究事業報告書」においても、ICT化が進まない原因として「施設長のICTに対する苦手意識」と明記されています。
子どもたちと関わる時間やゆとりを作り、より良い保育につなげるために保育者にもITリテラシーが求められているんですね。
そのような問題を解決するために必須となるパソコンスキルを保育ICT推進協会の「オンラインパソコン教室」で一緒に学びませんか?
保育業務に特化した【マンツーマンのオンラインパソコン教室】なので、知りたいことをじっくりとことん質問してください。
他のパソコンスクールでは教えてくれない「保育が手に取るようにわかる!保育ドキュメンテーションの作り方」や「格段に早く作れる!シフト表の作成方法」などの実践的なパソコンスキルを丁寧に指導します。
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これなら私でもパソコンができるようになれそう!